大腸カメラを受ける前に ~検査前の準備について~

2019年6月28日 金曜日

皆さん、大腸カメラのイメージってどのようにお考えですか? 「きつそうだし、恥ずかしいな、痛いんでしょ?」と思って敬遠される患者さんが多いかもしれません。 確かに、大腸カメラは胃カメラと比べると、下剤を飲んだり事前の準備が必要になります。 「山内診療所では、痛み止めを使用して痛みがない大腸カメラを行なっています。」 前にやった大腸カメラが痛かった、怖いなっと思っていても、安心して検査が受けられます。 今回は、みなさんに安心して検査を受けていただけるように大腸カメラの準備についてご紹介します。

大腸カメラを受ける前に ~検査前の準備について~

【検査前の準備~予約です~】
「便潜血検査が陽性で要精密と書かれた」、「大腸カメラを受けたいな」と思ったら、まずは山内診療所まで電話でご連絡ください。
下剤の説明などがありますので、外来で看護師より検査前の準備についてご説明します。
説明文書なども用意していますので、覚えられないという方もご安心ください。

【外来での説明内容一覧】
・検査前日に召し上がる食事の説明(※おなかに残りにくいメニューを説明致します。)
・大腸カメラの同意書
・痛み止めを希望される場合の注意事項
・下剤の飲み方について

【検査の前の日】
・朝食から、外来で説明した食事を召し上がってください。
・夕食は遅くとも午後9時までに済ませてください。
・寝る前(遅くとも午後10時まで)に、ピコスルファート液1本(下剤)をコップ1杯の水に混ぜてお飲みください。

大腸カメラを受ける前に ~検査前の準備について~

【検査当日~いよいよ下剤を飲むぞ!!~】
・朝食は抜きです。
・朝の薬については、外来で説明しますが、飲むものと中止していただくものをお伝えしますので、その通りに服用してください。
・下剤約1Lを服用していただきます。飲み方も外来で説明します。
※ご不安がある方は、病院で服用してしただくこともできますので、外来のときにご相談ください。

大腸カメラを受ける前に ~検査前の準備について~

【検査当日の流れ】

・受付をしていただき、紙のズボンに履き替えます。
・鎮痛剤・鎮静剤を使用した検査をご希望の方は、点滴を確保します。

※眠っているうちに検査をしてほしいですという患者さんへ
山内診療所では、眠って検査を受けていただくことも可能です。
「外来の説明では希望しなかったけど、直前でやっぱり眠って検査をしたい」という方も遠慮なくお伝えください。
また、お帰りの際はお車の運転は避けていただくため、痛み止めや眠って検査を受けられた場合は、送迎や公共交通機関の利用をお願いします。

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