人工知能搭載・胃カメラ/大腸カメラを導入しました☺

2023年1月21日 土曜日

富士フイルムより2022年12月に発売された、胃カメラ検査の際にに胃癌や食道癌が疑われる領域をリアルタイムに検出し、胃がん・食道がんの早期発見をサポートするAIシステム「CAD EYE(キャド アイ)」を、山内診療所に導入しました。

人工知能搭載・胃カメラ/大腸カメラを導入しました☺

 日本人の2人に1人ががんに罹患し、死因のトップであるがんですが、早期発見できれば、十分に治療が可能な病気です。
日本のがん統計によると、胃がんは、部位別のがんの罹患数・死亡数ともに第3位の癌です。また食道がんにおいては、5年相対生存率が41.5%で、胃がん(同生存率66.6%)や大腸がん(同生存率71.4%)と比べて低い状況です。
 胃癌や食道癌は早期発見できれば、胃がんの5年相対生存率はステージ1で98・7%、進行してしまうと死に至る確率も高まりますが、早期発見ができれば治る確率も高い病気です。

人工知能搭載・胃カメラ/大腸カメラを導入しました☺

しかし、胃癌は見つけるのが難しく、専門医であっても2割前後は病変の見逃しがあると言われています。AIをうまく活用することで、そうした見逃しをゼロにできないかと考え導入しました。山内診療所にも、内視鏡専門医で今まで多くの症例を経験している医師がいますが、少しでも患者さんに役に立ちたいとの思いから、2023年1月に長崎県内でもいち早くAI機能を搭載した内視鏡を導入しています。

人工知能搭載・胃カメラ/大腸カメラを導入しました☺

また、大腸内視鏡検査の際にもポリープの見落としが、専門医でもあると言われており、見落としを少なくし早期発見、早期治療を目指して、大腸内視鏡検査にもAIを搭載した内視鏡を導入しています。

人工知能搭載・胃カメラ/大腸カメラを導入しました☺

内視鏡検査後に内視鏡器具を十分に洗浄しないと、ピロリ菌、B形肝炎、C型肝炎などに感染する事例が報告されています。山内診療所では、高性能の洗浄機も設置しております。患者様に安心して検査が受けられる体制を整えております。

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