新型コロナウイルスワクチンは本当に安全なのか?~短期的には効果抜群、長期的には不明~
2021年4月13日 火曜日新型コロナウイルスワクチン接種が世界的に行われており、日本でも医療従事者を中心に接種が開始されています。 新型コロナウイルスワクチンは、どのようなワクチンなのでしょうか。安全なのでしょうか?
まずはじめに、私は新型コロナウイルスワクチンの接種に否定的な立場ではないことを前提に記載しています。
むしろ早く感染流行が終わり普段の日常になることを願っています。
私は、医療従事者であり、ワクチンを接種しました。
しかし、これまで人類が経験したことがない治療を世界中で行っているという事実は、皆が知っておくべきだと考えます。
もし集団接種などで、問診の際に12~40歳以下の男女に、新型コロナウイルスワクチン接種をした方がいいのか?と聞かれたら、
短期的には劇的な効果があるが、長期的には不明なことも多く、絶対に安全とは言えないと伝えています。
ただし、高齢者においてはワクチンの利益はリスクを上回ると考えており、問題ないと伝えています。 なぜなら、新型コロナウイルスワクチンは、今までのワクチンとは異なる作り方をされているからです。
従来のワクチンは、生ワクチンや不活化ワクチンを接種して、体内で抗体を作らせることで免疫を獲得する方法がとられています。例えばインフルエンザワクチンは 不活化ワクチンです。
新コロナウィルスワクチンは、mRNAという人工的に作ったウイルスの遺伝情報を接種して遺伝子を組み換え、人間の体内で抗原を作らせ、それに対して抗体を作らせます。
このような遺伝子を直接体内に注入する治療は、臨床研究として患者さんに行われた事例はありますが、今回のように世界中の健康な人に投与する事例は人類史上初めてのことなのです。
以前の記事に掲載しましたが、ファイザー、アストラゼネカなどの新型コロナウイルスワクチンは、短期的な効果としては凄まじく、予防効果に関しては、申し分ない結果でした。
しかし、副作用については、まだまだわからないことが沢山あります。
治験の段階では、アナフィラキシー、頭痛、痛み、倦怠感、発熱などの症状が発表されていました。
既に、死亡例多く確認されています。若い20代女性が接種後に脳出血で死亡しました。これは直接ワクチンと関係がないとされていますが、ワクチンの副作用の可能性も考えられると思います。しかし、因果関係を証明することは困難ですので、補償も支払われない状況です。
つまり、ワクチンと死亡の因果関係は証明できないので、今後も政府からの補償はされないでしょう。
また長期的にはまだまわからない副作用が発現する可能性はあります。
どんなに専門家や政治家が発言しても、今回開発されている新型コロナウイルスワクチンのように、短期間に開発された状況では、誰も長期的な安全性についてはわかりません。
ですので、私のように40歳過ぎの男性は、接種後に副作用が生じても自分自身の問題として終わりますが、これから将来を担う12~40歳の男女に、新型コロナウイルスワクチン接種をした方がいいのか?と聞かれたら、短期的には劇的な効果があるが、長期的には不明で、5年後、10年後はわからないと伝えるでしょう。