「キツくなかったよ〜」苦しくなく胃カメラ・大腸カメラができるように工夫している事
2020年1月28日 火曜日山内診療所では、胃カメラ、大腸カメラを行っています。 胃カメラ、大腸カメラは「苦しい、痛い!」という声を患者さんから聞くことがあります。 当院では、患者さんファーストで常に考え、苦しくない胃カメラ大腸カメラを目指して検査をしています。
山内診療所の内視鏡室では、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)、日帰り大腸ポリープ切除、胃瘻交換、異物除去などさまざまな治療を行っています。
当院では、看護師さん達にも、内視鏡のスペシャリストになって欲しいとの願いから、定期的に内視鏡に関する勉強会を開催しています。
内視鏡検査全般、胃・大腸の病気について、ポリープ切除の意義、鎮静の方法など様々なことを学んで欲しいため、教育も力を入れています。
「胃カメラ検査は、苦しくなかった…!」〜患者さんが笑顔で検査を終えられることを目指して〜
患者さんの中には「胃カメラを鼻から入れるの?こわいなぁ」など不安を抱く方も多くいらっしゃいます。胃カメラ検査に対して、痛い、苦しい、気持ち悪い、そんな不安を抱えている患者さん、どうぞご安心ください。
当院では、苦痛のない内視鏡検査を心掛けており、経鼻内視鏡や、希望があれば麻酔を使用して、眠った状態で内視鏡検査を受けることができます。
経鼻内視鏡は、口から入れる胃カメラより細いため、内視鏡が喉を通過するときの「オエッ」となる辛さが軽減されます。また、鼻から挿入なので会話ができます。
鎮静薬を用いての上部内視鏡検査では、鎮静薬(プロポフォールやセルシン)を点滴ラインから注射投与し、胃カメラを行います。患者さんによっては、眠っているうちに検査が終了していて、「目が覚めたらもう検査が終わっていた」とおっしゃる方もいます。
大腸カメラでも鎮痛薬を用いて痛みを軽減して検査を行いますのでご安心ください。
*鎮静鎮痛を使用される方には、ご自分でのお車の運転はお断りしております。別の方に車で送ってもらう必要があります。
また、当院では内視鏡自動洗浄機を導入し検査ごとに手洗い洗浄を加え、自動洗浄にて完全消毒して次の患者さんに使用しています。
洗浄消毒により内視鏡を介して感染する交差感染を防いでおります。
日々進化する医療に、私たち医師、看護師も各種研修、勉強会、学会などに参加し、個々の能力をアップさせるよう努めており、安心して安全に検査が受けられる環境づくりに励んでおります。