大腸がん検診は何歳まで?
2024年6月27日 木曜日JHospital Networkに山内診療所で研修中の土田先生のスライドが掲載されました😀 大腸がん検診は何歳まで必要なのか? 高齢化が進んでいる日本では、検診を止めるという選択肢も大事になります。ぜひ読んでみてください🏥
日本では40歳以上の方に便潜血検査を推奨しています。欧米では、75歳までと検診の上限が設定されています。
便潜血検査は簡単に検査ができる検査ですが、10年ごとに大腸内視鏡検査を行う方が、より寿命を伸ばすことができるため、50歳以上で一度は大腸カメラを行うのが良いのではないかと考えています。
・USPSTFによると,大腸がん検診は50~75歳に推奨される。
検診の中止は以下の場合に検討される。
①検診を受けたことのある人が75歳に達した場合
②余命が10年未満と思われる場合
・85歳までの人に関しては(検診を受けたことのない人は特に)
個人の希望や年齢・併存疾患を総合的に判断して,検診・検査の有無を決める.